vol.2

エキサイトよこはま22《横浜駅周辺大改造計画》

民間と行政の協働による
新たな財源確保

写真・イラスト出展:横浜市


横浜市では、次代を見据えた都市づくりと新たな財源確保へ向けて、横浜駅周辺地区を「国際都市の玄関口」としてのふさわしいまちと位置づけて、横浜駅、みなとみらい21地区、関内地区一体化の更なる進展へ、概ね20年後を目指して2009 年 12 月に横浜駅周辺大改造計画を策定、

国際化への対応・環境問題・駅の魅力向上・災害時の安全確保など、横浜市、地元団体、鉄道事業者との連携・協働によるまちづくりで計画を進めています。

国際競争力強化に向けた国の支援

2011年12月「環境未来都市」選定と「国際戦略総合特区」に指定されました。

「環境未来都市」への選定

環境や超高齢社会への対応等に関する取組の先進的なモデルとなる都市を選定し、関連予算の集中や制度改革などへ国が支援する「環境未来都市」選定されました。

「国際戦略特区」への指定

経済成長のエンジンとなる産業・機能の集積拠点を形成する区域を国が指定し地方と協議し、規制・制度の特例措置や税制・財政・金融上の支援措置などへ京浜臨海部7地域が「国際戦略特区」に指定されました。

横浜駅周辺地区の整備目標

既存建築物の建替えや都市基盤整備の更新などにより、都心の一体化や交通結節機能の強化、国際的、広域的な業務・商業・サービス・文化交流などの機能の集積を通じ、横浜の玄関口にふさわしい魅力と災害に強い都市空間、先端的な環境都市の形成を目指しています。

横浜都心・臨海地域の整備目標

横浜都心部の多様な都市機能を一体的に強化し、公共施設等の更なる整備により一体化を図ることで、3地区の相乗効果による更なる国際競争力の強化を図り、日本全体の成長を牽引し、新たなビジネスチャンスを生み出す「アジア拠点」を形成します。

街の未来を見据えたまちづくり

「将来市街地イメージ」 「まちの将来像」の実現に向けて、地区の持つ個性やポテンシャルを活かしたまちづくりを行ないます。

センターゾーン(横浜駅地区)

~世界と横浜をつなぐ玄関口、ホスピタリティあふれる横浜の顔~ 広域的な商業、業務、宿泊、文化・交流機能など、交通の拠点としての利便性をいかした多様な都市機能の構築

JR横浜タワー
JR横浜タワー内 アトリウム
中央西口駅前広場
地下通路

横浜駅東口とみなとみらいの連携

鶴屋町地区

~明日をになう人材を育てる、交流・賑わいのまち~ 全国初の住宅容積率の緩和を活用した国家戦略住宅整備事業としてグローバル企業の就業者等の生活支援に必要な機能を併設した住宅を整備します。
また、海外から横浜都心臨海部に進出した企業の就業者にとって暮らしやすい、「多言語対応」で「職住近接の住環境」を整備し、横浜都心臨海部の国際的ビジネス拠点機能を更に高めていきます。

横浜駅きた西口
横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発事業

高島地区

~横浜の発展を支える新しい都市機能と優れた景観・環境を備えた複合市街地~
高島二丁目地区は、横浜駅東口に近接しているにもかかわらず、老朽化した木造家屋等が密集し防災上の問題を抱えています。そこで、共同化による不燃化を推進、また高度利用を推進で住宅・商業・業務等の複合した街づくりを行います。

高島町竣工前
高島町竣工後

南幸地区

~様々な人々が楽しめる商業・文化・エンターテインメントのまち~ 店舗や飲食店、娯楽施設を集積している地区の特色を活かし、さらに幸川の親水空間など魅力的な商業・エンターテインメントなまちへ展開。

平沼地区

~横浜駅にもみなとみらいにもアクセスしやすい利便性の高い住宅・業務市街~
横浜駅やみなとみらい21地区に近接した立地に、豊かな都市生活をサポートする生活利便施設、旧東横線跡地を活かした遊歩道や店舗、就業者向け施設などを整備。

北幸地区

~成長企業が地域に育まれ、有力企業に共存して活躍するビジネスのまち~
就業者や居住者の生活を豊かにする生活利便施設や交流の場の創出など、快適な都市生活を提供。